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EPEIOS Essence Duo ロースターによる忖度無しレビュー③TIMEMORE S3と一騎打ち編

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ミドルクラスの高級ハンドグラインダーを選ぶとき、多くの人が候補に挙げるのがTIMEMORE S3とEpeios Essence GOだと思います。

どちらも同価格帯で人気の高いモデルですが、実際に使ってみると「モノとしての方向性」がまったく違います。

今回はこの2台を項目ごとに比較しながら、それぞれどんな人に向いているのかをまとめます。

デザイン【引き分け】

TIMEMORE S3

シンプルで、硬質かつ男性的なデザイン。必要最小限のザ・コーヒーギア感。

TIMEMOREも、コーヒーマニアならひと目見て分かるブランドになりましたね。

Epeios Essence GO

19世紀ヨーロッパの貴婦人を思わせるくびれ、球体の大きなウッドノブもまた女性的。

挽目の目盛りも主張が控えめで、周囲に溶け込んで存在感を見せるタイプ。

重さと握った感覚【Essence Goの勝ち】

TIMEMORE S3

重量自体はEpeios Essence GOよりやや軽い800g。太さもあるので、手が小さい方や女性にはややしんどいか。

Epeios Essence GO

上に開いたホッパー部分が指にフィットする形状のおかげで、軽く感じられます。持ちやすさで重量感をカバーしているタイプです。

挽く時間と力の入り具合【S3の勝ち】

TIMEMORE S3

比較すると多少力は必要です。といっても、数千円クラスのものよりはるかにラクです。

挽き終わるまでのスピードは速く、中深煎り13gをドリップ用に挽くのに30秒かかりません。

Epeios Essence GO

全てのグラインダーの中でトップクラスに軽い力で挽けますが、その分時間はかかります。

同じ条件で50秒台と、S3の倍くらいの差があります。(ただし記事の最後に大どんでん返しアリ)

  • タイムモアの中級機。Cシリーズから確実に1つ上のステージにいます。 そろそろ買い替えようかしら… なんて方も是非。 数千円〜1万円台のグラインダーとは別次元のコーヒーワールドへお招きします。 【ざっくり解説】 ①挽目の調整がラク! ②新設計の刃による風味が素晴らしい! ③ハンドルの作り込みはさすが ④まあまあ重量級(800g) 【S3の特徴】 90段階のレンズリング式ダイヤルを外側に設計 従来のグラインダーの様にコンテナを開けなくても、調節できる様になりました。 メモリがあるのでクリッ…

    Timemore S3 ブラック〈正規ルート・1年保証〉

携帯性【引き分け】

TIMEMORE S3

ハンドルを折り畳めるのが強みです。キャリングケースは最低限の布製。

Epeios Essence GO

キャリングケースが頑丈で、持ち運び時の安心感があります。

粉受けの使い勝手【Essence Goの勝ち】

TIMEMORE S3

ネジ込み式のため、粉を噛み込むとストレスになります。脱着もやや不便です。

Epeios Essence GO

マグネット式で磁力も十分にあり、脱落の心配がありません。脱着が圧倒的にスピーディーで、ここは明確にエペイオスの勝利です。

価格差【引き分け】

実売価格は大きくは変わらず、どちらも2026年8月現在で2万3000円前後。

粒度【勝負なし】

このレベルのグラインダーになると、一概に均一な方が良いとは言えません。特にコニカル刃の場合、TIMEMORE S3のように粒度にある程度のグラデーションが付く方が好ましい場合も多いです。

また、粒度分布だけでなく、粉の形や断面の質、微粉の形状など、さまざまな要素が絡み合って風味につながります。

結局はカップクオリティという本質的な指標で判断すべきであり、均一性という一つの数値だけで比べるべきではない、というのがグラインダーに関する当店の一貫した考えです。

風味の傾向【引き分け】

TIMEMORE S3

かなりリアリティのある味の出し方で、良くも悪くも豆の状態がそのまま出ます。

酸味の輪郭はハッキリ目で、甘み、立体感、フレーバーの分離感、透明感、どれを取ってもかなりの高水準な上にまとまりも良いです。

微妙な豆は微妙なまま出てしまう一方、焙煎がバチッと決まった豆を挽いたときは、感動的な一杯になります。

クリアな反面、重厚さが出にくいので、どっしりした深煎りを求めるなら工夫が必要か。

Epeios Essence GO

どんな豆でも美味しく、甘みとトロっと感で落ち着いて飲ませてくれるタイプです。

バチバチに個性を引き出すというよりは飲み疲れしないタイプの風味傾向で、毎日のリフレッシュタイムには良き相棒になるでしょう。

みずみずしさや透明感は、数千円クラスのグラインダーとは明らかに次元が違う仕上がりになります。

分解清掃のしやすさ【S3の勝ち】

TIMEMORE S3

工具いらずで分解できます。

Epeios Essence GO

分解には付属の六角レンチが必要で、ひと手間かかります。裏から見たときのデザイン性とのトレードオフとも言えるか。

まさかの大どんでん返し

ここまでの挽く時間が倍以上違うというところで、S3に軍配が上がるか…

というところですが、EpeiosにはEssence Duoというアイテムもあり、つまるところEssence Goに電動化のオプションがついたものです。

(前回の記事をご覧の方は今更かもしれませんが)

最大の欠点となる挽き時間の長さを無効化出来てしまいます。正直コチラの方をオススメします。

向いている人

TIMEMORE S3

  • 重量・太さが苦にならない方
  • われこそはコーヒーフリーク!という方
  • 焙煎がキマった豆のフルポテンシャルを引き出したい方

Epeios Essence GO

  • 手挽き/電動問わず、挽き終わりまで1分待てる方
  • 生活の中の豊かなコーヒーライフを楽しみたい方
  • 毎日飲み疲れないコーヒーを求める方
  • タイムモアの中級機。Cシリーズから確実に1つ上のステージにいます。 そろそろ買い替えようかしら… なんて方も是非。 数千円〜1万円台のグラインダーとは別次元のコーヒーワールドへお招きします。 【ざっくり解説】 ①挽目の調整がラク! ②新設計の刃による風味が素晴らしい! ③ハンドルの作り込みはさすが ④まあまあ重量級(800g) 【S3の特徴】 90段階のレンズリング式ダイヤルを外側に設計 従来のグラインダーの様にコンテナを開けなくても、調節できる様になりました。 メモリがあるのでクリッ…

    Timemore S3 ブラック〈正規ルート・1年保証〉

まとめ

豆の実力をそのまま引き出す、シンプルで嘘のない道具を求めるならTIMEMORE S3。

安定していつでも美味しく、モノのもつ雰囲気ごと楽しみたいならEpeios Essence GO。

自分の豆選びや飲み方のスタイルに合わせて選んでみてください。

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