EPEIOS Essence Duo ロースターによる忖度無しレビュー②実使用インプレッション編 | 愛媛・佐礼谷の自家焙煎コーヒー豆通販|Coffee Reverb

BLOG & INFO

器具のこと

EPEIOS Essence Duo ロースターによる忖度無しレビュー②実使用インプレッション編

#Epeios#コーヒーミル#コーヒー器具

エペイオス エッセンス Duoの基本的な魅力を、今回はじっくりお伝えしていきたいと思います。

ちなみに前回記事はコチラ。

項目Essence GoEssence Duo
手挽き
電動×○(USB充電式モーターユニット+専用スタンド)
38mm 10枚刃(コニカル式)38mm 10枚刃(コニカル式・Goと共通設計)
挽き目調整80段階80段階
価格(税込)23,100円33,800円

+10000円で、電動オプションを付けるようなイメージです。手挽き部分は全く同じもの。

周囲に溶け込みつつ存在感を魅せるデザイン。

19世紀のヨーロッパの貴婦人を思わせるくびれたボディ、大きなまんまるウッドノブ。

ノブの手触りや挽き目変更のカチカチ感にも、触るたびに愛着が湧いてきます。

挽き目の数値も主張が控えめで、視覚的に邪魔になりません。

この価格帯のグラインダーはコーヒー好きに刺さるデザインになりがちですが、エペイオスは万人に愛される佇まいだと思います。

唯一無二の2wayタイプ

バッテリーやモーターが壊れても、手挽きとして生き残る

初めにこれを挙げるのは縁起でもないかもしれませんが、しかし確実なメリットです。

バッテリーやモーターには寿命があります、手挽きグラインダーとして長く使い続けることができます。

と言っても、10枚刃でトルクが分散されるため、他社のポータブルグラインダーよりもモーターへの負担は少なく済みます。

投じた額に対しての耐用年数を考えると、とても嬉しいポイント。

電動時の音がとても静か

電動ミルとして見たとき、駆動音がかなり小さいのもポイントです。

朝早い時間や夜遅い時間に家族を起こしたくない人、マンションの隣室に気を遣う人にはベスト選択になると思います。

10枚刃だから、モーターへの負担も少ない

10枚刃なので、とても軽い力で挽くことができます。TIMEMOREやComandanteと比べても、冗談みたいに軽いです。

これはむしろ電動として使うときに効いてきます。刃にかかるトルクが少なくて済む分、モーターへの負担も軽減されるということ。

従来のポータブルタイプ、たとえばTIMEMORE GOやLagom miniなどは5枚刃のため、どうしてもモーターに負担がかかりやすく、途中でモーターが止まってしまう「スタック現象」が報告されることもありました。

エペイオス エッセンスデュオは、従来のものよりおそらく長持ちするはずです。

気づいたときには、思わず膝を打ちました。おそらく最初から電動化を見据えた10枚刃の商品企画だったのでは?とすら思えます。

味わいの傾向

トロッと甘く、万人に愛される味

豆の個性をバチバチに引き出すというよりは、甘みとトロっと感、長い余韻でおいしく飲ませてくれるタイプです。

これは別記事で詳しく扱う予定ですが、Kinu M47、Comandante C40、エペイオスを比べたとき、刃の枚数(6枚・7枚・10枚)と味わいの出方がきれいに一直線に並びます。

Kinu:豆の個性をバチバチに出してくれる
Comandante:豆の個性と甘みのバランスが絶妙
Essence Duo:さらに甘みに寄った味わい。

個性の出方はモンスター2機種よりは控えめですが、とにかく甘みがしっかりあって、粘性がとろっと出て、誰でもおいしく飲めるバランスです。

個性が出ないというわけではなく、数千円のグラインダーよりは間違いなく味が出るので、その点は安心してください。

ペーパーリンスで味変

もしとろっとした甘みがくどく感じるようなら、ペーパーフィルターを濡らしてリンスしてみてください。少し引き締まった味わいに変わります。

普段の僕はボディやマウスフィールが弱くなるのであまりリンスしないのですが、エペイオスの場合はリンスしてもむしろバランスが良くなるケースも多いです。

こんな人にオススメ

  • 甘みと余韻でおいしく飲ませてくれるタイプの味わいが好みの人
  • 電動・手挽きの両方を1台で使いたい人
  • バッテリーやモーターが壊れても長く使い続けられる、コスパの良いポータブルグラインダーを探している人
  • 朝早い・夜遅いなど、電動使用時の音を気にする人
  • キッチンに置いても浮かない、シンプルながら存在感のあるデザインを求めている人

こんな人には向かないかも

まず、豆の個性をバチバチに引き出したい人にはやや物足りないかもしれません。

そして、挽くのにとにかく時間がかかります。13gの豆を挽くのに約1分。

ComandanteやTIMEMORE、Kinuあたりのだいたい2倍のイメージです。

これは電動として使う場合もほぼ同じくらいかかります。

最後に重量です。挽き心地は軽いですが、本体はけっこう重め。アルミパーツが多用されている部分は軽いのですが、刃まわりはステンレスなので、そのぶん重量があります。

VARIAやOpusとの比較で見えるコスパ

それなりの価格ではあるものの、35,000円で電動グラインダーと言うと、今だとVARIAやFellowのOpusあたりが対抗馬に挙がってくるかと思います。

これらの挽き自体は悪くないと思うのですが、ネットで調べていると1〜2年で不具合が出たというレビューを結構見かけます。

その点エペイオス エッセンス Duoは10枚刃でモーターが傷みにくく、万が一電動部分がダメになっても手挽きグラインダーとしてずっと使い続けられる。

この耐久性の高さを踏まえると、コスパは高いと言ってよいでしょう。

まとめ

エペイオス エッセンス Duoのメリット・デメリットを踏まえた上で、おすすめできる人・見送ったほうがいい人についてお話ししてきました。

より多角的に、より深いところまでプロダクトを理解してお伝えしていきたいので、こうした活動を応援してくださる方はぜひオンラインショップも覗いてみてください。

エッセンス Duoを試してみたいという方は、当店のホームページからご購入いただくと、お時間はいただきますが試し挽き用のコーヒー豆100gをお付けしています。

この記事の著者

炭田 航希

2020年、30歳の時に東京から愛媛県・佐礼谷に移住。愛ヤギのティピカと大自然の中で生活する中で「完璧に固執する生物は人間くらいしかいない」と気付く。
「1グラム、1℃単位で測らなくてもいいじゃない」と、ズボラにととのうコーヒーライフを提唱中。ライカ、ローライなどドイツのクラシックカメラが大好物。

コメントは受け付けていません。

関連記事

プライバシーポリシー / 特定商取引法に基づく表記

Copyright © 2024 Coffee Reverb All rights Reserved.